高等科、地質と地名・文化を探索！
６月７日（火）
今日は、植物や生きものではなく、少し別の角度から自然を学びます。
午前の座学では、まず名古屋市内の地層や地質について学びました。
実際、暮らしている町でも、地面のことまでなかなか考えてみたことはありません・・。
どのような地層で、どのような成り立ちなのか。
講義を受けていく中で、時の流れが様々な特徴を持った地層をつくり、
名古屋市内にも色々な地層があることを知りました。
名古屋城の立地は、地形的特徴（地盤の安定、湧き水、防御）を考慮した選定だとのことで
昔の人の自然を理解する力に、改めて感心させられました。
さて、午後からは実際に名古屋城へ行き、その石垣を観察。
実物を見ながら、どのような種類の石であり
どこから運ばれ、どのようにして加工されたのかなどを教えていただきました。
名古屋城へは行ったことがありますが
今まで石垣の前はスーっと通り過ぎておりました。
実は、じっくり観察をすると石垣から様々な歴史を知ることができるのです。
矢穴（加工痕）があったり、刻紋があったり、空襲による熱で変色した石垣があったり・・
知らなかったことを知るのは、本当に楽しいですね。